外反母趾とは何でしょうか? わかりやすい定義では、脚の親指が「く」の字型になっている状態ですね。
この外反母趾は、男性に比べて女性の方が発症する確立が格段に多いです。これは、女性のほうが間接がやわらかいなどの、肉体的な条件によって外反母趾になりやすいためです。
といって、男性でも外反母趾は発症します。
脚には、三つのアーチがあります。ひとつは横アーチ。これは足の指の付け根を結ぶラインで、アーチ型をしています。
また、縦アーチは二つ存在します。小指の付け根とかかとを結ぶ外側縦アーチと、いわゆる土踏まずの縦アーチです。
これらのアーチによって足は衝撃を吸収します。しかし、筋肉や靭帯のゆるみでこれらのアーチがつぶれる状態が、外反母趾や偏平足の原因となります。
偏平足は、これらの縦アーチが筋肉や靭帯のささえをうしなって潰れてしまった状態です。
ほとんどの場合、外反母趾は偏平足と同時に起こっています。
ハイヒールなど、足に合わない靴をはいて足に無理な負担をかけるのが外反母趾の主な原因ですが、この場合、ハイヒールの着用をやめても外反母趾は改善しません。また、男性でおおいのが、歩き方の癖や、合わない靴を無理にはくことによる歩き方のゆがみです。
足に優しい靴として、幅広の靴があり、それはそれでいいのですが、ゆるすぎる靴もまた、歩き方のゆがみ原因になり、上記症状を起こすことがあるので、注意が必要です。
外反母趾や偏平足かと思われるときは、整形外科医に相談するべきです。自分で問題があるかどうか、まず確かめたいときは、定規と鉛筆・紙を用意して、足型を取り、親指の角度を定規の直線を使ってとりだし、15度以上であれば、問題を疑うべきでしょう。
また、いったん外反母趾・偏平足になってしまうと、ハイヒールなどを履いていなくても、症状は進行してしまします。専門の整形外科医に対処法を早めに相談するのが肝心です。
対処法として、「ホーマン体操」などの体操法などがあり、予防・治療は十分に可能です。これは、幅広のゴムバンドを利用した体操です。詳細は、かかりつけのクリニック・病院に相談してみてください。
予防法としては、ストッキング・靴などに気をつける。ハイヒールなどは限られた時間だけはく。あるいは、スニーカーなどでも、なるべくフィットした靴を履き、ゆるすぎる靴なども使用しない。歩き方の姿勢に気をつける、などがあります。
こうした症状は、長年の歩き方・ストッキング、ハイヒールなどの酷使と、筋肉・靭帯の衰えが積み重なった結果として起こるので、なるべく普段から、予防をこころがけることが肝心です。